皆様、こんにちは。SDコンサルティングの末田です。
先日完了した2024年3月のGoogleコアアップデート、皆様のサイトへの影響はいかがでしょうか?今回は、今回のアップデートで特に注目すべきポイントを2点、わかりやすく解説いたします。
スパムサイトへの厳しい対処
今回のアップデートでは、Googleがスパムサイトへの取り締まりを強化したことが顕著に表れています。特に、以下のようなスパム行為を行っていたサイトは、大幅な順位ダウンを余儀なくされたようです。
- 期限切れドメインの悪用: 過去に評価の高かったドメインを悪用し、低品質なコンテンツを掲載する行為。中古ドメインと呼ばれており私がアフィリエイトを始めた2009年時点でもSEOに効果があるとされていました。今回のアップデートで効果がなくなった、上がってもすぐに急落するといった事例を確認しています。
- AI生成コンテンツの乱用: 独自性のないAI生成コンテンツを大量生産し、検索結果を埋め尽くす行為
- サイトの評判の悪用: 他サイトのコンテンツ盗用や不正なリンク操作など、評判を不正に利用する行為。間借りサイト、寄生サイトなどと呼ばれており、評価されているドメインの下のディレクトリにアフィリエイトサイトを作って上位表示させる行為です。
Googleは、ユーザーにとって価値のない情報を排除し、検索結果の質を高めるために、今後もスパム対策を強化していく姿勢を示しています。
金融系キーワードの順位変動
今回のアップデートでは、金融系のキーワードで大きな順位変動が見られました。特にFX関連のキーワードでは、サブディレクトリを活用したアフィリエイトサイトが躍進する一方で、大手金融機関のサイトが順位を落とすケースが目立ちました。
金融系キーワードは、Googleが特に重要視するYMYL(Your Money or Your Life)分野に該当するため、今後も厳格な評価基準が適用される可能性があります。
今後の対策
今回のアップデートから得られる教訓は、「ユーザーにとって価値のある、高品質なコンテンツを提供すること」の重要性です。
SDコンサルティングでは、Googleのアップデートに左右されない、本質的なSEO対策をご提案いたします。コンテンツの企画・制作から内部対策、被リンク対策まで、Webマーケティングに関するあらゆる課題を解決いたします。
今回のアップデートで順位を落としてしまった方、今後の対策にお悩みの方は、ぜひお気軽にSDコンサルティングまでご相談ください。